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ポリゴン・ヘルメットの衝撃 [ウォッチング/トレンド・マーケット]

子供の頃は、水道をひねれば水が出て、そのまま飲んでいました。
水にお金を払って飲むと言う発想など頭の隅にもありませんでした。
同じように、オレンジシュースやサイダーにお金を払っても、
お茶にお金を払うという意識もありませんでした。
ところがどうでしょう。
今では、コンビニの飲料コーナーでは、ほとんどが水かお茶になっています。
思い起こせば、自分にとってのインパクトのある出来事は、
伊藤園の緑のお茶の缶を見たときだったのかもしれません。

その伊藤園のお茶の缶の出来事のようなインパクトが、今日起こりました。
たまたまtwitterのつぶやき、「ポリゴン!かっこよすぎ。」「ヘルメット」
の文字を見た時でした。
それは、そのリンク元のカタログ写真のスナップを見て出た言葉で、SS21.jpg
元のつぶやきは「衝撃的なカッコよさ」「新型カク」でした。
まさに「ポリゴン形状でできたヘルメット」だったのです。

「安全ヘルメットは丸いもの」となんの疑いもありませんでした。
それは卵形状のシェルとして強度的な事もあるでしょうし、
成型性のためでもあるでしょうし、
多段に重ねて保管するというためであったのかもしれません。
しかし、それら全てが、「ヘルメットは丸でなければならない」
という理由はどこにもなかったのです。

強度的な解析は現在の技術ならできますし、
その結晶体構造の形状作成もCADならば可能でしょう。
もちろん成型性も、多段に重ねる検討もCADの中で検証できます。
それ以上のメリットとして、グラフィックワークの自由度があります。
多面体の部分部分に、企業ロゴや安全表示、ストライプや面ごとの塗り分けなど、
グラフィック加工の自由度が格段に向上します。
ゲームやCGに親しんだ世代からは、瞬時に「ポリゴン」とインパクトを与え、
ステッカーワークの好きな人からは“遊び”が広がります。
カラーバリエーションも明るいオレンジやグリーンもあって、カラフル。
現場に限らず日曜大工やガレージワークの際の軽作業用に使えるので、
セレクトショップなどで扱っても面白いヘルメット。
つぶやき主により、すでに「ポリヘル」と名付けられました。

このカクカクの“ポリヘル”のカドが、まだまだ、常識にとらわれている自分にカツを入れてくれました。


メーカー:Shinwa/進和化学工業株式会社([SS-21]は非掲載)
http://shinwakagaku.co.jp/index.html



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