3D漢字/国際宝飾展(IJT) [イベント・見本市]
去る1月11日〜14日まで東京ビッグサイトで開催されていた国際宝飾展(IJT)に出展していました金字塔株式会社の3D漢字の話題で、中国の宝石業界の業界新聞「宝玉石周刊 」の2月6日付一面トップに記事が掲載されました。
製品のアイテム(詳細は割愛)のデザイン開発に関わっていることで私も記事で紹介され掲載写真に写っています。
この3D漢字は、「立体的な構造物を効率よく作成する技術で、複数の方向から見ても同じ形状に見える置物を作る」という会津大学の技術によるもので、元来二次元である文字、今回は漢字を三次元化し4方向から見ても同じ文字に見える技術によるプロジェクトです。
この3D漢字の技術を元に、中国の富裕層に向けた商品の市場展開を行っているのが金字塔株式会社です。
今回、実際にIJTの展示会に立ち合い、興味深かったのが、中国の方々の漢字に対する絶対的な誇りと思える国民性の部分です。
ジュエリーアクセサリーをメインにした展示会場の中で、日本の方々は、興味を持って近づくものの「面白いね」という反応で、これを置物にしたり、アクセサリーとしては見ていません。
その意見は皆、アイデア商品として評価しての位置づけです。
それに対し、中国のバイヤーやメディアの多くは、皆興味を示し
「どうして日本人が我々の誇りである漢字を使って最新の技術で表現するのか?」
「なぜ我々が好きな金(Gold)を使って、我々の誇りである漢字、名字を表現したのか?」
と、自国でこのアイデアが生まれなかった嫉妬の様な印象で興味を示していました。
そして置物としても、ペンダントとしてのアクセサリーとしても好印象でした。
その結果が今回のメディアの取扱いの大きさにつながっています。
同じ漢字を使っている文化圏でもこれだけの反応の差があるということは、様々なアイデアも、市場の適材適所、ローカライズが重要ということが実感できた機会でした。
■国際宝飾展(IJT)関連記事
http://www.ijt.jp/ja/About-IJT/sokuhou/Photo-Highlights-2012/
■国際宝飾展(IJT)関連動画
じへいの動画解放軍『漢字を金で3Dに! 金字塔株式会社 贈答品・記念品に』
http://www.youtube.com/watch?v=XKtfM7KppVI&feature=player_embedded
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製品のアイテム(詳細は割愛)のデザイン開発に関わっていることで私も記事で紹介され掲載写真に写っています。
この3D漢字は、「立体的な構造物を効率よく作成する技術で、複数の方向から見ても同じ形状に見える置物を作る」という会津大学の技術によるもので、元来二次元である文字、今回は漢字を三次元化し4方向から見ても同じ文字に見える技術によるプロジェクトです。
この3D漢字の技術を元に、中国の富裕層に向けた商品の市場展開を行っているのが金字塔株式会社です。
今回、実際にIJTの展示会に立ち合い、興味深かったのが、中国の方々の漢字に対する絶対的な誇りと思える国民性の部分です。
ジュエリーアクセサリーをメインにした展示会場の中で、日本の方々は、興味を持って近づくものの「面白いね」という反応で、これを置物にしたり、アクセサリーとしては見ていません。
その意見は皆、アイデア商品として評価しての位置づけです。
それに対し、中国のバイヤーやメディアの多くは、皆興味を示し
「どうして日本人が我々の誇りである漢字を使って最新の技術で表現するのか?」
「なぜ我々が好きな金(Gold)を使って、我々の誇りである漢字、名字を表現したのか?」
と、自国でこのアイデアが生まれなかった嫉妬の様な印象で興味を示していました。
そして置物としても、ペンダントとしてのアクセサリーとしても好印象でした。
その結果が今回のメディアの取扱いの大きさにつながっています。
同じ漢字を使っている文化圏でもこれだけの反応の差があるということは、様々なアイデアも、市場の適材適所、ローカライズが重要ということが実感できた機会でした。
■国際宝飾展(IJT)関連記事
http://www.ijt.jp/ja/About-IJT/sokuhou/Photo-Highlights-2012/
■国際宝飾展(IJT)関連動画
じへいの動画解放軍『漢字を金で3Dに! 金字塔株式会社 贈答品・記念品に』
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漆の器/ギフトショー&テーブルウェア・フェスティバル [イベント・見本市]
去る9日に、2つの展示会に行って来ました。
午前中は東京ビッグサイトで開催されていたGift Show/ギフト・ショーへ。
木曜日なのに、会場は凄い賑わい。
ほぼ毎回来ているショーも、今回はいつも以上に活気を感じたのはなぜでしょう?
『ACTIVE DESIGN&CRAFT FAIR』と『伝統とModernの日本ブランド』のコーナーを中心に回りましたが、伝統的な技術と現代のライフスタイルを結びつけた新しい価値、そして安全・安心かつ高品質な日本の技を活かした「日本のものづくり」のフレーズ通りの商品が充実してきているのが実感できます。
安価な海外輸入品に対して、国内製造の意義を見つめ直す機会が消費者側にも生産者側にも共通の認識として連帯感のように存在していること、デザイナーの活動が地域産業に浸透していることがその要因かと思います。
また、特に今回感じたのは老舗といえるような工房に若い世代の顔が多かったこと。
これは、デザイナーを受け入れる側、あるいは職人自ら製品を生み出す感性としてとても、きっと大きなうねりになるはずです。
実際に、和紙や漆などの伝統技法を活かしたiPhoneケースなど、多くのブースで見かけました。
午後は東京ドームで2月4日から開かれている『テーブルウェア・フェスティバル』へ。
ギフトショーがバイヤーのためのトレードショーとしての賑わいに対して、こちらは圧倒的に購入する側、消費者である一般女性、しかもグループでの来場が多い展示会です。
著名人のテーブルセッティング、食器の即売など、食い入る様に展示物を見るまなざしは、不景気知らずの女性の購買意欲の高さを実感できます。
今回は會's NEXTのメンバーでもある会津塗の三浦木工所の三浦さんのブースで、デザインを手がけた漆のカップが展示されていたため漆器中心に廻りましたが、他の漆の地域のきらびやかな漆器以上に、手仕事感のある三浦さんの漆器のファンの多さに触れ、ギフトショーでの『伝統とModernの日本ブランド』コーナーに通ずる、これからの伝統工芸品の在り方を見た気がしました。
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木曜日なのに、会場は凄い賑わい。
ほぼ毎回来ているショーも、今回はいつも以上に活気を感じたのはなぜでしょう?
『ACTIVE DESIGN&CRAFT FAIR』と『伝統とModernの日本ブランド』のコーナーを中心に回りましたが、伝統的な技術と現代のライフスタイルを結びつけた新しい価値、そして安全・安心かつ高品質な日本の技を活かした「日本のものづくり」のフレーズ通りの商品が充実してきているのが実感できます。
安価な海外輸入品に対して、国内製造の意義を見つめ直す機会が消費者側にも生産者側にも共通の認識として連帯感のように存在していること、デザイナーの活動が地域産業に浸透していることがその要因かと思います。
また、特に今回感じたのは老舗といえるような工房に若い世代の顔が多かったこと。
これは、デザイナーを受け入れる側、あるいは職人自ら製品を生み出す感性としてとても、きっと大きなうねりになるはずです。
実際に、和紙や漆などの伝統技法を活かしたiPhoneケースなど、多くのブースで見かけました。
午後は東京ドームで2月4日から開かれている『テーブルウェア・フェスティバル』へ。
ギフトショーがバイヤーのためのトレードショーとしての賑わいに対して、こちらは圧倒的に購入する側、消費者である一般女性、しかもグループでの来場が多い展示会です。
著名人のテーブルセッティング、食器の即売など、食い入る様に展示物を見るまなざしは、不景気知らずの女性の購買意欲の高さを実感できます。
今回は會's NEXTのメンバーでもある会津塗の三浦木工所の三浦さんのブースで、デザインを手がけた漆のカップが展示されていたため漆器中心に廻りましたが、他の漆の地域のきらびやかな漆器以上に、手仕事感のある三浦さんの漆器のファンの多さに触れ、ギフトショーでの『伝統とModernの日本ブランド』コーナーに通ずる、これからの伝統工芸品の在り方を見た気がしました。
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Gift Show/ギフトショー2008 [会場] [イベント・見本市]
「第66回東京インターナショナル・ギフトショー春2008」
が、本日2日(火)から5日(金)
東京ビッグサイトにて開催されています。
今年は海外からの安い商材は以前ほど多くない
様に感じられました。
東4ホールにある
「伝統とModernの日本ブランド」
~第4回モダンジャパニーズスタイルフェア~
のように、伝統の和を重んじた工芸品や、
その工芸品の技術を活かしたモダンな雑貨、
その製法を活かした新しい価値観の素材転用などが
目を引きました。
他にも、鬼瓦の製法を用いた鉢を使った盆栽、
『IVY TAMAI』や
工芸の技術を活かした新しい価値観の生活用品
『mathertool』など、
本物志向の製品に目が留まりました。
『kohana(こはな)』のある『卯三郎こけし』さんのブースは、 東4ホールにある「伝統とModernの日本ブランド」内に あります。
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が、本日2日(火)から5日(金)
東京ビッグサイトにて開催されています。
今年は海外からの安い商材は以前ほど多くない
様に感じられました。
東4ホールにある
「伝統とModernの日本ブランド」
~第4回モダンジャパニーズスタイルフェア~
のように、伝統の和を重んじた工芸品や、
その工芸品の技術を活かしたモダンな雑貨、
その製法を活かした新しい価値観の素材転用などが
目を引きました。
他にも、鬼瓦の製法を用いた鉢を使った盆栽、
『IVY TAMAI』や
工芸の技術を活かした新しい価値観の生活用品
『mathertool』など、
本物志向の製品に目が留まりました。
『kohana(こはな)』のある『卯三郎こけし』さんのブースは、 東4ホールにある「伝統とModernの日本ブランド」内に あります。
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[国際]文具・紙製品展 ISOT・オフィス機器展 OFMEX・デザイン雑貨EXPO・GIFTEX [イベント・見本市]
今日は、文具、オフィス家具、デザイン雑貨など、
複数の展示会併催でビッグサイトへ行って来ました。
『国際文具・紙製品展ISOT 2008』では、
プロダクトデザイナー村田智明さんプロデュースのブランド
『METAPHYS』の"viss" ヴィス・消しゴムが、
STATIONERY OF THE YEAR 2008を受賞。
角で消す感覚の「カドケシ」の解釈を螺旋で表現。
METAPHYSは、他にもステーショナリーの新製品を発表。
個人的に気に入ったのは、オリジナルレザーショップ
「Original Leather Shop takajin」の
本革製の封筒型バッグ。
あのMacBook Air のCMの封筒のイメージで本革製。
会議の席とかで、
この革の封筒型バッグからMacBookを出したらかっこいいですね。
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複数の展示会併催でビッグサイトへ行って来ました。
『国際文具・紙製品展ISOT 2008』では、
プロダクトデザイナー村田智明さんプロデュースのブランド
『METAPHYS』の"viss" ヴィス・消しゴムが、
STATIONERY OF THE YEAR 2008を受賞。
角で消す感覚の「カドケシ」の解釈を螺旋で表現。
METAPHYSは、他にもステーショナリーの新製品を発表。
個人的に気に入ったのは、オリジナルレザーショップ
「Original Leather Shop takajin」の
本革製の封筒型バッグ。
あのMacBook Air のCMの封筒のイメージで本革製。
会議の席とかで、
この革の封筒型バッグからMacBookを出したらかっこいいですね。
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