産廃サミット出展/地産地消のデザイン その2 [自然・エコロジー]
いよいよ本日、7月14日(土)から3日間、モノ:ファクトリー(株式会社ナカダイ 前橋支店)にて『第2回 産廃サミット』が開催されます。
前回のブログに続いて、出展する“プロダクト”を紹介したいと思います。
モノ:ファクトリーのマテリアルライブラリーから選んだマテリアル、「ベビーカーやチャイルドシートに使用されるモノ」を使用して再生した“プロダクト”の『FB CASE』iPadケース。
5月中旬に初めてモノ:ファクトリーに行った際に、大量にロールの状態でストックされた面白い布地が凄く気になって、その素材が何に使われていたものかを尋ねて納得しました。
ベビー用品メーカーのチャイルドシートで使われていたもので、
・赤ちゃんの肌に直接触れる部分のものでクッション性があり、肌当りが良い。
・汗や汚れがついても吸湿、発散性があるようにメッシュ構造で、洗え、色落ちがない。
・安全のために、布地に切り込みを入れてもほつれず、糸のほつれが広がらない。
・チャイルドシートのモデルチェンジによる素材廃棄品で、カラーもカラフルな色が5、6色ストックがある。
など、聞けば聞く程、持ち歩くものに使うには良い素材であることを知りました。
「バッグ・イン・バッグなど様々なケースに使えるかな?」と直感的に感じたものの、メッシュ構造で、しかもスプリング機能を持ち、厚さが極端に変わる複雑な織地なので、縫製が上手くできる保証もない。
こんな時に頼りになるのが、全国でも有数の繊維産業の地域、県内の桐生市で現在進めている「nunotech/布テク」の人的ネットワークで、少量をカットしてサンプル購入したもので加工可能な業者があるか調べて貰いました。
すると直ぐに加工が可能な業者が見つかり、まずはiPadを収納できるサイズで試作をしていただくことになりました。
桐生は、桐生織と呼ばれる着物や帯などの和装から、洋装ではアパレルブランドブームの頃に、有名なブランドのほとんどの加工をしていた地域で、今回のような特殊の織地でも対応が可能な業者が幾つもあります。
最初の試作で、やはり、この生地の持つ立体感や機能感そのものが、デザインの良さに通じると思い、このカラーと立体感のある織りの凹凸から来るストライプを活かしたシンプルなデザインでまとめることにその場で決定しました。
デザイン的には、有名なアルミナムチェアの背のように、二次元方向の曲げだけの印象にするために、両サイドの端面の存在感を極力おさえる縫製方法として、開閉部もファスナーやベルクロを使用しない、この布地の弾力を活かした開閉方法としました。
完成品が上がって来て、色の発色も良くカラフルで、ケースそのものは軽く、実際にiPadを入れてみると開閉も収納も楽で、持ち歩いてもとても肌当りが良いケースとなりました。
また、コンパクトに丸められて、シワにもならないので、ケース本体の収納性も良いことから、この収納性の良さをアピールできる透明の筒状の専用パッケージも準備しました。
この『FB CASE』iPadケースの完成品、
ぜひ会場にてご確認ください!
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モノ:ファクトリーのマテリアルライブラリーから選んだマテリアル、「ベビーカーやチャイルドシートに使用されるモノ」を使用して再生した“プロダクト”の『FB CASE』iPadケース。
5月中旬に初めてモノ:ファクトリーに行った際に、大量にロールの状態でストックされた面白い布地が凄く気になって、その素材が何に使われていたものかを尋ねて納得しました。
ベビー用品メーカーのチャイルドシートで使われていたもので、
・赤ちゃんの肌に直接触れる部分のものでクッション性があり、肌当りが良い。
・汗や汚れがついても吸湿、発散性があるようにメッシュ構造で、洗え、色落ちがない。
・安全のために、布地に切り込みを入れてもほつれず、糸のほつれが広がらない。
・チャイルドシートのモデルチェンジによる素材廃棄品で、カラーもカラフルな色が5、6色ストックがある。
など、聞けば聞く程、持ち歩くものに使うには良い素材であることを知りました。
「バッグ・イン・バッグなど様々なケースに使えるかな?」と直感的に感じたものの、メッシュ構造で、しかもスプリング機能を持ち、厚さが極端に変わる複雑な織地なので、縫製が上手くできる保証もない。
こんな時に頼りになるのが、全国でも有数の繊維産業の地域、県内の桐生市で現在進めている「nunotech/布テク」の人的ネットワークで、少量をカットしてサンプル購入したもので加工可能な業者があるか調べて貰いました。
すると直ぐに加工が可能な業者が見つかり、まずはiPadを収納できるサイズで試作をしていただくことになりました。
桐生は、桐生織と呼ばれる着物や帯などの和装から、洋装ではアパレルブランドブームの頃に、有名なブランドのほとんどの加工をしていた地域で、今回のような特殊の織地でも対応が可能な業者が幾つもあります。
最初の試作で、やはり、この生地の持つ立体感や機能感そのものが、デザインの良さに通じると思い、このカラーと立体感のある織りの凹凸から来るストライプを活かしたシンプルなデザインでまとめることにその場で決定しました。
デザイン的には、有名なアルミナムチェアの背のように、二次元方向の曲げだけの印象にするために、両サイドの端面の存在感を極力おさえる縫製方法として、開閉部もファスナーやベルクロを使用しない、この布地の弾力を活かした開閉方法としました。
完成品が上がって来て、色の発色も良くカラフルで、ケースそのものは軽く、実際にiPadを入れてみると開閉も収納も楽で、持ち歩いてもとても肌当りが良いケースとなりました。
また、コンパクトに丸められて、シワにもならないので、ケース本体の収納性も良いことから、この収納性の良さをアピールできる透明の筒状の専用パッケージも準備しました。
この『FB CASE』iPadケースの完成品、
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