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「富士重工業株式会社」から「株式会社SUBARU」へ [ブランド戦略/ブランディング]

いよいよ明日、fujiheavy_gif.gif
2017年4月1日より、古巣「富士重工業」が、
社名を

「富士重工業株式会社」

から

「株式会社SUBARU」SUBARU_new.gif
(かぶしきがいしゃすばる、
-英文表記 SUBARU CORPORATION)

へと、社名変更します。

自動車部門であるスバルのエクステリアデザイナーとして、
デザイン室(現:デザインセンター)に在籍していた当時、
世の一般の企業が、好景気に沸いていた時でさえも、
富士重工業の経営状態は非情に厳しく、
経済評論家の方々、そして著名な自動車評論家の方々には、

「なぜ、水平対向エンジンにこだわるのか?」

「なぜ、4WD(現在ではAWD)にこだわるのか?」

と酷評されていました。

ところが、その後、インプレッサのWRCでの活躍などから、

「走りのスバル」

の不動の地位を固めて、
そして現在では、アイサイト搭載車のヒットや、企業の取り組みから、

「安心・安全のスバル」

へと不動の地位を固めました。

「走りのスバル」にとっても、
「安心安全のスバル」にとっても、
かつて否定されていた水平対向エンジンやAWDの技術は不可欠となり、

四半世紀である25年の間に、
企業のブランド力にとって、ネガティブに言われていた要素が、
ポジティブな要素へと転換しました。
つまり「企業の強み」となったのです。

その間、経営にとって非効率だった車種構成から、
シャーシ&エンジン共通化、
プラットフォームの一本化のため車種構成の見直しを進めて、
今では自動車業界トップの利益率を達成するまでに至りました。

レオーネ時代の低迷していた知名度や人気、販売台数に対して、
現在では、インプレッサは国産車同クラストップの人気車、
トップクラスの販売台数にまで変化しました。

25年で、企業はここまで変わることができるのですね。

この4月からの新生「SUBARU」が、
これからの25年においても、
どうか輝き続きますように。




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『デザイナーズFILE 2017』/[DESIGNER'S FILE 2017] [プロダクトデザイン]

3月12日発売の
『デザイナーズFILE 2017』
~プロダクト、インテリア、建築、空間などを創るデザイナーズガイドブック~
(編集:カラーズ 発行/ボーンデジタル 発売元 )
初版が手元に届きました。


デザイン年鑑『デザイナーズFILE 2017』designersfile2017_1.jpg
「デザイナーズFILE 2017」は、プロダクトから工業製品、インテリア、空間、建築まで、あらゆる立体デザインを扱う唯一のデザイン年鑑です。
第一線で活躍する日本のデザイナー、建築家123組による最新の製品や作品を、デザイナーのプロフィールとともにカラー写真で紹介しています。
プロダクト関連を第1章、建築関連を第2章、今回より、第3章に「スケッチ&プロトタイプ」を新設。本書を通して、デザイナーとクライアント企業、デザイナー同士、デザイナーと学生などのさまざまな新しい出会いが生まれることを願っています。
そして、時代の美意識やすべての人の審美眼が底上げされるようなデザインを生み出していただくための一助となることが、本書の役割だと考えています。
本書は2017年現在における「日本デザイン」のパッケージです。
・最先端の日本デザインの写真集/資料として
・デザイナーをお探しの企業の皆様のガイドブックとして
・学生などデザイナーを目指す方々の指標として
読者の皆様には、さまざまな視点で本書をご活用いただければ幸いです。
amazon書籍紹介サイトより引用)


6月で事務所開設10周年となります。designersfile2017_2.jpg
2008年版、2009年版の「プロダクトデザイン年鑑」、
2011年版〜2016年版の各「デザイナーズFILE 」に続き、
全国の著名デザイナーの方々と共に、
継続してこのようなガイドブックに掲載させていただいたことは非常に光栄なことだと感じています。
また、事例として掲載許可をしていただいたクライアント企業、
そしてそれら製品を愛用して下さっているユーザー、全ての皆様に感謝します。
プロダクトデザインという括りでも、クルマ、家電、家具、雑貨、工芸、etc...と様々で、
プロダクトから工業製品、インテリア、空間、建築まで、あらゆる立体デザインを扱う
唯一のデザイン年鑑。
掲載されているデザイナーの方も、デザインに対するアプローチや、スタンスも様々。
デザインを志す学生の方を始め、プロダクトデザインに携る全ての方にお勧めの一冊です。


Teshima Design Studio / テシマ デザイン スタジオ /手島彰はP.108-109見開き2ページに掲載されています。)



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