映画『アバター』とプロダクトデザイン [ウォッチング/トレンド・マーケット]
映画『アバター』(3D)を観てきました。
映像の素晴らしさは言うまでもなく、ストーリーは基本的にSF版の「ダンス・ウィズ・ウルブス」というのは評判通り。そこに戦闘シーンでの「地獄の黙示録」や自然観にラピュタやもののけ、ナウシカなどジブリ作品的要素が織り込まれ、3D表現でその世界にどっぷり浸った2時間50分でした。
ここでは、やはりモノ寄りの視点で幾つか感じた事を。
西暦2154年という150年後の時代設定でも、戦闘機や武器などのデザイン表現は、スターウォーズのようなSF映画に見られるような近未来感は抑えられて、あくまでも現代の延長。地球人の服装もピチピチの宇宙服はなく現代のTシャツ。マイルズ大佐のドット柄の迷彩服がユニークな程度。医療設備や酸素マスクも現代の延長。
ただし、電子的なデバイスについてだけは、iPadなど薄型タブレットの未来形のような透明パッドや、地形のホログラムなどに未来表現を入れる程度。この点でも150年後と言うより10年後くらいの雰囲気。
それも、パンドラの動植物や、地球人に似た“ナヴィ”というヒューマノイドに、クリエイティブテイについての力点を、置いている事を表しているのだと思います。
ストーリーはシンプルに、地球人表現は最小限に抑え、パンドラの自然やナヴィへの映像が3D技術の見せ所とポイントを絞っているのでしょう。
で結局、SF映画でありながらモノ視点で一番印象に残ったプロダクトが『EMECO 1006』、いわゆるエメコチェア。試作からデザインが完成されたのが1950年頃ということですから、時代設定として200年の時を跨いで、時代や空間を超えた存在感がそこにありました。
軍用の、そしてミニマルなインテリアとしてそのエメコチェアの存在感が、最も印象的と感じてしまったのは、かなりの職業病なのかもしれません。
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映像の素晴らしさは言うまでもなく、ストーリーは基本的にSF版の「ダンス・ウィズ・ウルブス」というのは評判通り。そこに戦闘シーンでの「地獄の黙示録」や自然観にラピュタやもののけ、ナウシカなどジブリ作品的要素が織り込まれ、3D表現でその世界にどっぷり浸った2時間50分でした。
ここでは、やはりモノ寄りの視点で幾つか感じた事を。
西暦2154年という150年後の時代設定でも、戦闘機や武器などのデザイン表現は、スターウォーズのようなSF映画に見られるような近未来感は抑えられて、あくまでも現代の延長。地球人の服装もピチピチの宇宙服はなく現代のTシャツ。マイルズ大佐のドット柄の迷彩服がユニークな程度。医療設備や酸素マスクも現代の延長。
ただし、電子的なデバイスについてだけは、iPadなど薄型タブレットの未来形のような透明パッドや、地形のホログラムなどに未来表現を入れる程度。この点でも150年後と言うより10年後くらいの雰囲気。
それも、パンドラの動植物や、地球人に似た“ナヴィ”というヒューマノイドに、クリエイティブテイについての力点を、置いている事を表しているのだと思います。
ストーリーはシンプルに、地球人表現は最小限に抑え、パンドラの自然やナヴィへの映像が3D技術の見せ所とポイントを絞っているのでしょう。
で結局、SF映画でありながらモノ視点で一番印象に残ったプロダクトが『EMECO 1006』、いわゆるエメコチェア。試作からデザインが完成されたのが1950年頃ということですから、時代設定として200年の時を跨いで、時代や空間を超えた存在感がそこにありました。
軍用の、そしてミニマルなインテリアとしてそのエメコチェアの存在感が、最も印象的と感じてしまったのは、かなりの職業病なのかもしれません。
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