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3D漢字/国際宝飾展(IJT) [イベント・見本市]

IJT20120206ss.jpg去る1月11日〜14日まで東京ビッグサイトで開催されていた国際宝飾展(IJT)に出展していました金字塔株式会社の3D漢字の話題で、中国の宝石業界の業界新聞「宝玉石周刊 」の2月6日付一面トップに記事が掲載されました。
製品のアイテム(詳細は割愛)のデザイン開発に関わっていることで私も記事で紹介され掲載写真に写っています。

この3D漢字は、「立体的な構造物を効率よく作成する技術で、複数の方向から見ても同じ形状に見える置物を作る」という会津大学の技術によるもので、元来二次元である文字、今回は漢字を三次元化し4方向から見ても同じ文字に見える技術によるプロジェクトです。
この3D漢字の技術を元に、中国の富裕層に向けた商品の市場展開を行っているのが金字塔株式会社です。

今回、実際にIJTの展示会に立ち合い、興味深かったのが、中国の方々の漢字に対する絶対的な誇りと思える国民性の部分です。
IJT20120206_u1.jpg
ジュエリーアクセサリーをメインにした展示会場の中で、日本の方々は、興味を持って近づくものの「面白いね」という反応で、これを置物にしたり、アクセサリーとしては見ていません。
その意見は皆、アイデア商品として評価しての位置づけです。

それに対し、中国のバイヤーやメディアの多くは、皆興味を示し
「どうして日本人が我々の誇りである漢字を使って最新の技術で表現するのか?」
「なぜ我々が好きな金(Gold)を使って、我々の誇りである漢字、名字を表現したのか?」
と、自国でこのアイデアが生まれなかった嫉妬の様な印象で興味を示していました。
そして置物としても、ペンダントとしてのアクセサリーとしても好印象でした。
その結果が今回のメディアの取扱いの大きさにつながっています。
同じ漢字を使っている文化圏でもこれだけの反応の差があるということは、様々なアイデアも、市場の適材適所、ローカライズが重要ということが実感できた機会でした。


■国際宝飾展(IJT)関連記事
http://www.ijt.jp/ja/About-IJT/sokuhou/Photo-Highlights-2012/

■国際宝飾展(IJT)関連動画
じへいの動画解放軍『漢字を金で3Dに! 金字塔株式会社 贈答品・記念品に』
http://www.youtube.com/watch?v=XKtfM7KppVI&feature=player_embedded


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