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山中俊治さんディレクション「骨」展 [アート・デザイン]

21_21 DESIGN SIGHTで開催中の山中俊治ディレクション「骨」展へ行ってきました。
山中さんの言葉「過去の骨格に学び、未来の骨格をデザインする」「テクノロジーは人と人工物の新しい関わりを生み出しつつあり、デザインの自由度を広げ、時には突然変異をも誘発する」と、日常自分でも感じている印象に近く、思わず共感してしまう展示内容。常用しているデザインツールも、面を貼る三次元のサーフェスモデラーで、つい“皮膚”側に目が行きがちになってしまうだけに、あらためてその「骨」側の重要性を再認識する事ができた。
山中さんの工業デザイナーのスタートはカーデザイナー。 IMG_0865s.jpg
カースタイリングと呼ばれるように、
現在のそれはデザインというよりも
スタイリング、スキンデザイン的要素
が強くなりつつあるように感じます。
入り口にはその古巣のスポーツカーの
骨格を置いて、出口には自らの頭蓋骨
で見送るという山中さんらしいユーモア
も感じられました。
現在では最先端のエンジニアリングと
デザインの橋渡しをされている山中さん
ならではの、「難しい事を判りやすく」
伝える上手さが秀逸でした。機会があれば、
期間中にもう一度行ってみたい展覧会です。
「骨」展2009/5/29〜8/30 開催 http://www.2121designsight.jp/bones/about.html 私たちの体を支える骨の一つひとつに数十億年にわたる生物の進化の歴史が潜んでいるように、「工業製品の骨格」にも込められた意味があります。それは素材の進化を物語り、ものをつくる道筋や、人の思考の骨組みがかたちになったもの。まさにデザインの”コツ(骨)”なのです。 本展では、デザイナーとエンジニアの視点を持って活躍する山中俊治を展覧会ディレクターに迎え、洗練された構造を持つ生物の骨をふまえながら、工業製品の機能とかたちとの関係に改めて目を向けます。 キーワードは「骨」と「骨格」。12組の作家による作品に触発されながら、「未来の骨格」を探っていきます。

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