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近代こけしコンクール [伝統・工芸]

「近代こけし」というこけしのジャンルは耳馴染みのない言葉かもしれません。

一説には「第三次こけしブーム」到来中とのことですが、kindaikokeshi1.jpg
ロクロの技術が生んだこけし人形には、
伝統性に基調をおく「伝統こけし」と、
創造性に基調をおく「創作こけし」の二つがあります。
そしてその「創作こけし」を含めて、「伝統こけし」とは異なる作家の自由な発想のもと独創的に制作されているこけしの総称を「近代こけし」と呼びます。(日本こけし工芸会HPより)
美しさと素朴さの中に心を癒し親しめるこけしとして、数多くの人を魅了している「近代こけし」、その分野において群馬県は全国シェア7割の産地なのだそうです。
(写真は若手作家・岡本義弘氏の作品)

kokeshi1.JPG
そして今回、その県内のこけし作家の力作を集めて開催する
「第52回全群馬近代こけしコンクール」の受賞作品をはじめ、たくさんの「近代こけし」を展示するイベントに、講師をしている中央工科デザイン専門学校の学生の作品を展示していただくことになりました。

授業では、「インテリアこけし」というテーマで、こけしのターゲットユーザーや、こけしを置くことを想定されるインテリアなどを具体的にあげて、製品開発のステップでデザインしていき、学生がデザインしたものをこけしの工房で削っていただき、絵付けは自分で行うという実習形式で行いました。kokeshi2.JPG
学生の所属するコースがDTP、ゲームクリエイター、CGアニメのコースとバラエティに富んだため、そのこけしも純和風のものから、ゆるキャラ、ゲームキャラ、フィギュアのようなものまでアプローチは様々で、旅に連れて歩いてスナップ写真の被写体になる『旅とも』こけしなど、学生ならではの面白いアイデアのこけしもあります。


2月3日(金)から6日(月)県庁1Fのホールで展示中です。kokeshi3.JPG


■関連記事
『第52回全群馬近代こけしコンクールの受賞作品等を一般公開』
http://www.pref.gunma.jp/01/g3500041.html



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