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プロフェッショナル・イチロー [ウォッチング/トレンド・マーケット]

仕事がら、モノや事を “自分からの視点” 、“様々な角度からの視点”
の両方で見るように心がけています。
主観的と客観的で分けて表現してしまえばそれまでですが、
レンダリングスケッチと製品図面の三面図的な相関とか、
3D CAD上のパースペクティブビューと3ビューとの相関みたいなイメージ。
クルマの運転であれば、運転席から見えるクルマの4隅と
上から見た実際のクルマの4隅。
野球のストライクゾーンで例えれば、打者の視点と、 主審からの視点
実際のベース上のボールの通過点の違い。
どれもなかなか一致しないし、精神的な状況で遠く見えたり近く見えてしまうもの。

イチローは大好きなスポーツ選手の一人ですが、好きとか嫌いとか以上に
その言動や一挙一動がプロフェッショナルらしく、 いつも関心を持っています。
で、先日の「イチロー初の退場劇」ですが、
「あれだけのプロフェッショナルが、あそこまで無礼な(と見られる)事をして
その退場後も毅然としているのは、それだけ自信があったに違いない。」
と思っていました。 ichiro1.jpg

興味深いページを目にしました。
「イチローは見えている」
この一番下の写真。
完全に一致。。。ichiro3.jpg
打席からの視点と、ベースの上からの視点が完全に一致。
恐れ入りました。。。

製造業の世界でも、
木型や金型の熟練した職人さんは面の千分の数mm
の段差や角のRを触れた指先で判断したり、金属加工を音だけで判断したり、
スクレーパーのひとかきで面のハリを整えたりするクレイモデラーもいますが、
イチローも目から入る情報以外にも、もはや腕の一部のようなバットの先端と、
立つ位置とベースの幅との関係を、全身からくる感覚として感じ取っている
のではないでしょうか。

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